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20代女性、大阪めざす。1〜6月転入超過数5219人

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大阪に20代女性が集まり始めた。
2019年1〜6月転入超過数は前年度比7割増加した。
うち20代女性の超過数が全体の9割弱を占める。
これまでも大阪に転入する女性が目立ったが、
訪日外国人の増加に伴いホテルや飲食業などが採用活動を全国に広げる動きが流入に拍車をかけている。
総務省の住民基本台帳人口移動報告によると、1〜6月の大阪府への転入超過数6004人だった。
転入数では20代の男性の占める割合が最も高く、次に20代女性が続く。
ただ男性は転出数も多いため、女性は5219人と最も多く、足元の10年間で最高水準だ。
長らく人口流出が続いていた大阪府では2011年以降、転入超過の傾向が続いている。
特に20代女性は安定して転入超過が続き、全体を下支えしている。
2018年で見てみると、兵庫県、京都府、奈良県の関西圏の他、福岡県など西日本からの20代女性の転入が目立つ。
何故、大阪に移り住む女性が増えているのか。
りそな総合研究所の荒木秀之主席研究員は「訪日観光客の増加で、比較的女性応募の多いホテルやレストランでの求人が増えていることが一因」と指摘する。
求人大手エン・ジャパンによると、国内の大手求人サイトに掲載されていた大阪府内の6月の求人件数は前年同月に比べ3倍増だった。2%減だった東京都を上回る。
さらに大阪府で対象をホテルなどサービス業に絞ると17%増と伸び率が全業種を大きく上回る。
求人が増える中、人材難から採用地域を広げる動きが目立つ。
求職者側にも意識の変化がある。リーガロイヤルホテル大阪の担当者は「以前はなかった北海道や沖縄の専門学校から採用に関する問い合わせがある」という。他ホテル運営者も「2〜3年前から九州からの応募が増えた」と話す。
大阪の観光業の活況が伝わり、就職先として選択肢に入れる学生が増えている。
大阪は2025年に大阪・関西国際博覧会を控え、またその後のIR事業の活性も考えると、特に観光業関連の求人や男性では建設業などの仕事も増えるだろう。
東京圏への入り口流出が長年の課題だった大阪にも好転の兆しが見えてきた。