スタートアップ育成の国連拠点、神戸で開所 アジア初

スタートアップ育成のための国連拠点が神戸に開設された(6日、神戸市)

スタートアップ育成のための国連拠点が神戸に開設された(6日、神戸市)

国連機関が旗を振るアジア初のスタートアップ育成拠点「グローバルイノベーションセンター(GIC)」が6日、神戸市に開設された。まず気候変動の課題解決に挑む企業が入居し、社内ベンチャーの育成に取り組むソニーなどが入居企業を支援する。「持続可能な開発目標(SDGs)」の達成のため、有望な先進技術は国連事業に採用される可能性がある。

世界のインフラ整備を援助する国連プロジェクトサービス機関(UNOPS、ユノップス)が設けるGICは世界で3カ所目。場所は三井住友銀行の神戸本部ビル2階で、広さは433平方メートル。併設する兵庫県の起業家支援拠点「起業プラザひょうご」の会議室を無料で使える。光熱費や通信費はUNOPSが負担する。

新型コロナウイルスの影響もあり、海外の企業はオンライン経由で支援を受ける場合もある。グレテ・ファレモ国連事務次長は「神戸への立地により、(スタートアップ支援に注力する)兵庫県や神戸市の経験や知識を活用できる。持続可能な開発目標の達成に向けた新たなビジネス機会と解決策の創出につながる」とビデオメッセージで語った。

井戸敏三・兵庫県知事は「ここが世界の課題に対して挑戦し、新しい社会をつくりあげる先頭を走り続ける場所であってほしい」と話し、神戸市の久元喜造市長は「神戸がグローバル都市として発展する新たなステージに入ったことを意味する」とした

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